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町田ゼルビア藤田社長「ゼルビアは覚えづらい」「長崎も」発言に愕然!

考えるサッカー
geralt / Pixabay

愛だろ、愛っ。
っていうコピーがある。

1993年。サントリーのザ・カクテルバーのCMで起用された名コピーだ。

どんなに格好良くても、どんなにお金を持っていても、
そして、どんなに権力があっても…。

そこに「愛」がなければ、
共感は得られないっていうメッセージだったんだと、
20年以上たった今でも思い出す。

おっさんだし、お金持ちじゃないし、いい年こいて権力なんて持っていないから、
単なるひがみじゃないかって言われると、認めちゃう…。

けど、チーム名を改変するという町田ゼルビアの一件を端から見ていると、
一方的な藤田社長の主張に、「愛だろ、愛っ。」と
Jリーグサポーターとして、どうしても叫びたくなる。

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Jリーグ参入後に、チーム名を改名したのは
何も町田ゼルビアさんが初めてではない。

たとえばこうだ。

ヴェルディ川崎から紆余曲折経て、東京ヴェルディ1969に。
横浜マリノスは横浜F・マリノスに。
ジェフユナイテッド市原だってジェフユナイテッド市原・千葉に。

まだまだあるよ。

コンサドーレ札幌は北海道コンサドーレ札幌、
ベルマーレ平塚だったけど湘南ベルマーレ、
日立FC柏レイソルは柏レイソルに、改名している。

ヴェルディ改名の一件は、カンタンに語りきれないが、
その他チームのほとんどが、(反対意見はあるだろうけど)ポジティブな改名と解釈できる。

ヴェルディの件だって、街の名前は変われど「ヴェルディ」の愛称は継承されているし、
それは、ジェフもマリノスもベルマーレも同じだった。

「レイソル」のようにチーム名は、
応援する側にとってなくてはならないものだし、
チーム愛そのものである。

横浜マリノスの改名なんて
横浜フリューゲルスとの合併に敬意を払った結果だし、
そこには愛がある。

ちなみにJ参入前の福岡や大分は
この愛称部分の変更をしているが、それなりの事情があった。

福岡ブルックスだったアビスパ福岡も、
大分トリニティだった大分トリニータも、
商標の関係でやむを得ず改名しただけだった。

「ゼルビアという名前は意外と覚えづらい」とは、
町田の藤田社長の主張だ。

このクラブの存在と歴史を全否定する主張に腰を抜かしたのは、
何も町田サポーターだけじゃない。

ゼルビアが覚えづらいなんて、
あまりにも身勝手派甚だしい。

まさにバカげた主張ではないか。

しかも、藤田社長は、彼とまったく関係のない
長崎のクラブ名まで覚えにくいと一蹴している。

下手をしたら馬鹿にしているようにも聞こえてきてしまう。

ゼルビアが覚えにくいなら私が愛する大宮はどうなるんだ?
大宮アルジャジーラ?なんて間違われることもあるんだぞぉ。

ビジネスマンとしては優秀なのかもしれないが、
Jクラブのメインスポンサーの社長として、本当にどれだけの自覚があるのだろうか?

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札束で頬をペンペンされて、
ほらほら〜金はやるから俺の言うことを聞けー!と
蹂躙されるサポーターの気持ちを考えてもらいたい。

契約上の理由としても、
そんなやり方はないんじゃないか。

それにしても「FC町田トウキョウ」は
どう考えても、糞ダサすぎる。

Jリーグサポーターの心をつかむには、
やっぱり愛だろ、って言いたくなるんだよなぁ。

ところで栃木さんは、分かっているよね?