かねてより噂されていたズラタンの浦和移籍が決定的になったとスポニチが報じています。
※2014年12月15日にズラタンの浦和移籍が、大宮公式ページにて正式発表がされています。
来季ACL出場権を獲得した浦和が、大宮のスロベニア代表FWズラタン・リュビヤンキッチ(30)を獲得することが3日、決定的となった。クラブは高い得点能力を評価し、早い段階からリストアップ。獲得オファーを出し、移籍交渉もスムーズに進んだもようだ。
引用元:スポニチ
なぜ禁断の移籍が続くのか
昨年の青木に引き続き、大宮から浦和へ禁断の移籍報道。生きるか死ぬかの残留をかけた一戦を前にして、テンションがグッと下がるこの報道に、いささかストレスを募らせてしまいそうです。
ビッククラブからの誘い。莫大な移籍金。しかも住居変更などサッカー以外の労力は皆無。まさに好条件です。
青木の時はあまりのショックで、そんな風に考える余裕はありませんでした。しかし、現役でプレーできる時間に限りがある選手本人にしてみれば、浦和からの誘いを断る理由などありません。
かたや大宮に残っても、毎年、残留争いばかりです。
ズラタンがいくらチームで良いプレーをしても日の目を見なければ、いい加減、愛想が尽きてしまうはず。
ましてや降格の文字がチラつくようであれば、出て行ってしまっても仕方ありません。
しかもベルデニック元監督がいたからこそ加入してくれたようなもの。彼が去った後もチームに貢献してくれたズラタンに、我々は文句など言えるわけがないのです。
もちろん、そんなことを見越して浦和側はズラタンにオファーしたのでしょう。おそらくズラタンの返事をもらう期日も、大宮の来季が判明するよりも早期に設定したのではないかと邪心ながら推察してしまいます。
大宮に残された道は残留のみ
こんなことが毎年繰り返されないためにも、来年は絶対に残留争いばかりするチームというレッテルを覆さなければなりません。
え?残れると思ってるの?
そんなヤジも聞こえてきそうですが、今は笑い飛ばしてやればいいじゃないですか。
大宮は、残る。絶対に、残る。
今、我々が集中すべきことは、ホーム最終戦で勝つために選手を後押しすること。そして、J1に残ることです。
下を向いてなんかいられません。