モチベーターとしては優秀な監督だったザッケローニ
デイリーの記事を読んだ。
私が見てきた中で本物の主将は
マルディーニ(元イタリア代表DF)とお前だけだ
キャプテンの座を若手に譲ろうとした日本代表の長谷部に、ザッケローニが贈ったコトバらしい。
名言というわけではない。
けれど、サッカー選手がこんなことを言われたら、目が覚めるほどうれしいはずだ。
ザッケローニは、人心掌握に長けたモチベーターだった。だからこそ長友は「勝たせてあげたかった」と男泣きをしたのだろう。
期待が否応無しに膨らんだW杯
ブラジルW杯の大会前。
予選リーグ突破への期待が大きく膨らんだのも、ザッケローニが発してきた言葉がそうさせたといっても言い過ぎではないはず。
カルチョ(サッカー)で日本に元気を与える。
それが私の仕事だ。
東日本大震災後、なぜ日本へ帰るんだとイタリアメディアから質問され、そう答えたザッケローニ。
今回のW杯で、日本を喜ばせることはできなかったのは本当に残念だけど、2011年にアジアカップを制した時、ザッケローニはこうも発言している。
成功は約束されていない。 でも、成長は約束されている。
成功は必ずしも約束されていないが、
成長は約束されている
負けたけど、成長はしたんだよ。
ザッケローニ、ありがとう。
日本人選手のすぐれた部分を生かした
「日本らしいサッカー」を進めるという方向性は間違っていない。組織性や勤勉性、俊敏性、献身性など
日本の長所を生かしたスタイルはまだ完成していない。これから伸びていく余地がまだまだある。
出典元:スポニチ
オシムだって、こうコメントしている。
それを証明するのが4年後だ。
photo credit: calciocatania via photopin cc
気になる書籍