メディアは大宮に冷たい
18日付けの朝日新聞朝刊。3月の開幕を前にして、各J1チームの布陣予想とチーム力分析の連載が始まりました。今朝記事が載っていたのは、ノヴァコヴィッチ率いる清水と下平が在籍する横浜マ。
ノヴァコヴィッチは、昨シーズン記録した12得点(間違っていたらすみません)を評価されていましたが、問題なのは横浜マの記事。
40歳のドゥトラが務める左サイドバックも、
ガンバ大阪などで実績ある下平が加わった。
層の厚さを生かし、波に乗りたい。
ガンバ大阪などで実績ある下平
ガンバ大阪などで
大宮でもガンバってたじゃん(TдT)
大宮の躍進はなかったことにされ…
メディアはいつだって大宮に冷たい。それは上位にいないので仕方ないこと。しかし、昨年前半の躍進はなかったことになっているのが少し悲しい。
「終わり良ければすべて良し」というけれど、裏を返せばつまり、こういうこと。
終わり悪ければすべて悪し
…なんですね。
たとえばサポーターにしてみればコアになるほどメディアに注目されなくても良しとする考え方は確かにあるかもしれません。ゴール裏でゆっくりビール飲みながら…という楽しみ方もあります。ゆったり観戦できた時代を惜しむ声もあるでしょう。
でも選手として、プロとしてやる以上、注目されないことほど悲しいことはありません。プロだから注目されてナンボです。選手生命はそんなに長くないのです。
大宮がテレビに映るのが柿谷にやられているシーンばかりでは、大宮を応援する私たちも報われません。メディアをギャフンと言わせるぐらいの躍進を願わずにいられません。
photo credit: Shandi-lee via photopin cc