中盤の連携不足?開幕戦は0-2完敗。DF今井に希望の光を見る。

大宮共闘大宮アルディージャ
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2014年J1 第1節横浜FM戦 0−2

待ちに待った開幕。今シーズンの期待度は、正直薄いところでしたが、やはり始まってしまえばそんな予想は、単なる杞憂だったと思わせてもらいたいものです。

開幕戦には、ザッケローニが観戦来場したようです。代表に選出された齋藤をチェックしにきたのでしょうか。俊輔も視野に入れているのでしょうか。それとも栗原か?藤本か?大宮の選手にしてみれば、一泡吹かせることができれば注目されるため、モチベーションは若干あがるはず。見ている側も期待してしまいます。

前半9分。金澤による中村俊輔へのファールからFK。清水慶記vs中村俊輔の注目シーン。清水はゴール中央に立って身構えますが壁にあたってクロスバー。

家長昭博は、やはりボールをキープできますね。ボールロストは皆無。さすがです。

前半17分、藤本淳吾が先制。中澤のロングフィードと齋藤のドリブルで崩されてしまいました。こちらのミスというよりは、相手のプレーを褒めるべきだったでしょうか。

俊輔をマークしていたのは、MF片岡洋介。昨年のホーム横浜FM戦では高橋がその役割を担っていましたが、マークの受け渡しに多少混乱があるのでは…と解説者は指摘していました。

藤本淳吾と中村俊輔。背番号のせいなのか、背格好が似ているのか、テレビの画面で見ていても見間違えてしまいます。

今井の攻め上がりはいい感じ。昨年は早いクロスが特徴でしたが、今年はドリブルで切り込みシュートまで打てるようになったためか、昨シーズンよりも断然迫力がでてきたのではないでしょうか。大熊監督の声よりも「切り替え、切り替え!」の今井の声が印象的でした。

ボールが収められなかったラドンチッチをズラタンに変えたあたりから、少しずつ大宮の時間に。後半は決して劣勢ではなかったと思います。

個人的におぉ〜っと湧いたのは、ヨンチョルに変えて投入されたルーキー泉澤。待ってました!特徴的なお尻だと下半身を褒める解説者。さらに長谷川が投入され、ズラタン、長谷川のツートップに。一気呵成に畳み掛けたいところでしたが、泉澤は不発気味。

前がかりになっていたところ、キャイ~ンの天野を彷彿させる伊藤翔が左足一閃。これで0−2。清水もあれは止められないでしょう。敵ながらあっぱれでした。

試合終了後、家長の悔しそうな表情が印象的でもありました。

大熊監督のコメント

大熊監督のコメントを簡単にまとめてみます。

前半はダメだったが、後半はできたんじゃないか。これを前半からやれれば…。
前線に起点がなかった。中盤がきちんとできないと…。そのへんを修正したい。
後半のような積極的なボールを受けることをやっていきたい。
家長はボールのためは作れるが、フィニッシャーについては考えなければならない。

スカパー!解説者は、意思の疎通ができていないと指摘していましたが、確かにその通りだったかもしれません。まだまだシーズンは始まったばかり。残念でしたが気持ちを切り替えていくしかありません。

右サイドの今井が数段グレードアップしていたところに、少しだけ救われた気分です。
風景写真でいう、ちょうどこんな感じでしょうか?

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photo credit: paul bica via photopin cc