2014年ナビスコカップ予選Bグループ第3節大宮×柏戦 解説田中誠氏まとめ
またもや柏に引き分け。負けなかっただけポジティブに捉えるべきなのでしょうか。
早速、この試合の解説者のコメントをまとめました。解説は元日本代表DFの田中誠。現状の大宮をこんなふうに指摘していました。
大宮が抱える問題
- ボールを奪った後のビルドアップをマイボールにして、相手陣地に攻め込むということができていない。
- 今日の大宮は最後まで相手陣地まで追っていく。守備の意識は高い。
- ボールを保有した後の前線への飛び出しが遅い
- 柏は、大宮のエリアに入る回数は多かったが、大宮がしっかり守備ラインもしっかりと体を入れてディフェンスしていた。
- 守備に対する意識は少し高くなった。
- ビルドアップで自陣でミスを無くすとか、ボール保有者に対してパスコースをたくさん作るタイミングを改善する余地はある
- 中盤でのパスミスが多くて、シュートまで行けなかったが少し改善の兆しはあった。しかし、大宮の効果的な攻めは物足りない。自分たちが意図的に崩して、相手を剥がしたかっていうとそういう場面が少なかった。
- リーグ戦の疲労が溜まっていたように見受けられた。それを乗り越えていくしか無い。
どうやら守備は改善しつつあるのでしょうか。しかし、攻撃面の迫力が足りません。橋本のゴールは好材料でしたが、そのきっかけを作った金澤の怪我が少し心配です。
なお、この他に田中誠氏は印象に残ったプレーとして、前半終わりのシーンを回想していました。
前半終わりにラドンチッチがキーパーと一対一になった。ゴールにはならなかったけど橋本がうまくディフェンスの背後に出てラストパスを送る場面が印象に残った。ああやって中をずらすことによってフリーになれてシュートが打てる。
以上でした。
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