失意と絶望と。2014年J1第17節大宮×徳島戦 1-3
絶対に取りこぼしてはいけない徳島に惨敗。
怒りの矛先は最下位のチームに敗戦したことだけではありません。
ザルのような守備、一向に修正されない守備。
このまま守れないなら残留などできるはずがありません。
試合後にバス囲みが発生したのは、もう当然の結果です。
むしろ、チームを愛するがゆえの行動です。
これだけタレントが揃っているのに何も打開策を見いだせない、大熊監督…。
もう、擁護する気持ちにはなれません。解任も時間の問題でしょう。
解説陣も、大宮に失笑コメント
この日のテレビ中継は、スカパー!とテレビ埼玉。
解説陣は、大宮のゲームに苦言を呈しています。
羽中田昌氏
まずはスカパー!で解説した羽中田さん。
守備に関しては、今日の敗戦をどのように見て、どこを修正すべきか。
そして、何を強化していくべきか。
もう一度、考えなおす必要があるのかもしれない。
やんわりと降格の危機が迫っていることを語っていました。
波戸康広氏
一方、テレビ埼玉。
元大宮のDFである波戸さんは違いました。
特に江角にはダメ出しを2回も。
前半、先制点を許した失点したシーン。
江角は油断をしていましたよね。
シュートを打ってこないだろうと…。
あれは止めて欲しかった。
たしかに失点シーンを確認すると、江角の腰は高く、シュートを被弾するときの姿勢ではありません。
また、3点目の不運だったともいえる失点シーン。
味方DFにあたってコースが変わってしまったとはいえ、波戸さんは江角の守備に苦言を暗示しています。
江角のポジショニングってところもあるんですけれども…
また、2失点目の今井に対しても、ボールウォッチャーになっていた
こと、不用意なミスから流れを崩して、失点している
ことも指摘。
守備の改善が必要。そこなくして、浮上のきっかけはない。
と締めくくっています。
この日、実況を担当したOle!アルディージャのMC山田泰三氏も江角より清水の起用をすすめ、さらに
あの守備では今後、勝ち点を積み上げていくのは難しいでしょう
と呆れる始末。
彼のブログ「山田泰三オフィシャルブログ」では、さらに具体的な問題点や修正点を挙げています。要約すると…
- センターバックを本職の福田か高橋にして、今井をサイドバックに戻せ
- GKは江角より清水を。もしくは補強を視野に入れろ
- 渡部と大剛の役割をはっきりさせよ
- 家長が聖域化されすぎるのはおかしい
徳島戦まとめ
繰り返される守備の問題がまったく修正されず、ここまできています。
とにかく、残留するためには、もう弁明の余地はありません。
何のための中断期間だったのでしょうか。
あれだけのタレントを使いこなせない大熊監督の采配はもう見たくありません。
さらにいうと、昨シーズンから監督人選に問題を抱えるフロント陣にも、
その根本原因があるのではないかと疑いたくなってしまいます。
次節、ただただ、勝ち点3がほしいです。