2014J1第20節新潟×大宮戦 ●2−1
また先制点を与えて、しかも痛い痛い敗戦です。
失点のされ方も、ずっと言われてきた課題(セットプレー)がまったく改善されず仕舞い。何度も同じことが繰り返されると本当にイライラします。後味悪いでした。
新潟のレオシルバが一枚上手だったのはありますが、ボランチ二枚の軽い守備は、もっと頑張って詰めて欲しいです。ちょっと軽すぎました。相手にカンタンに拾われてしまうクリアも改善して欲しいです。
それにしても大熊監督。あまりにも戦術の引き出しが少なすぎるんじゃないでしょうか。単調だとも言えます。3枚目のカードを切るもちょっと遅すぎます。
個人的には、このまま大熊監督が修正できなければ降格すると覚悟を決めました。そうでないと実際に降格した時のショックが大きすぎます。もちろん、大宮が大好きなので、あきらめずに応援しようとは思います。
爆発的なアジリティーを存分に発揮した泉澤
泉澤には相当ワクワクさせられました。大宮に試合の流れを一変させられる日本人選手はかつていたでしょうか?目の覚めるような素晴らしいプレーで魅せてくれました。
特に、得点につながったムルジャへのアシスト。なんという機敏性!今までスタメンをとれなかったのが不思議なぐらいです。このまま活躍すれば、代表入りも見えてくる…なんて言っても言い過ぎではありません。橋本へのヒールも見事でした。
橋本のビックチャンス…。決定機を2回逃したのは痛恨でした。守備ができないチームにゴールがなければ、結果はついてくるはずがありません。ツイていなかったといえばそれまでですが、状況が状況だけに本人もさぞかし悔しんでいることでしょう。
試合直後の大熊監督インタビュー
最後に、スカパー!で放送された試合直後の大熊監督のインタビューを要約してまとめておきます。
――試合の感想は?
非常に残念な試合でした。決めるところを決めないと…。あれだけのチャンスがあって決めきれないとなると、やっぱり。後半のようにチャンスを作っていくことを続けていくことが大切だと思う。――泉澤選手はどうでした?
良い部分は見せていた。ただ、45分(起用)のなかでも後半部分は消えていた。球際とかが負けてしまっていた。ああいうところを直していければ良いと思う。――後半システムを変えて、そこから流れが変わりました。それについての手応えは?
非常にバランス的には良かったと思います。――今後に向けて一言お願いします。
前半はセットプレーを取られたのは非常に残念なんですけど、耐えて後半からとアウェーだし思ってたんで、あとは勝ち切るチカラっていうのが…まぁ、なかなかそこまでたどり着いていないんですけど目の前まで来ているところもあるし、あとは個の決めきるところもあるので、続けていくことが大切だと思います。
▽大宮を応援するのは、まるで修行僧です▽