天皇杯、湘南ベルマーレ戦は仕事でスタジアムに駆けつけることができませんでした。
テレビ中継もなかったため試合詳細はわかりませんが、北野の復帰、金澤の安定したパフォーマンス、そして泉澤といい、高瀬といい、若い選手が躍動したのは好材料です。
かなり手ごたえは得られたし、あの湘南を相手に走り勝てたのは、自分の中では自信になる。jsgoal
そう高瀬が語っていたように、彼のような若い選手のパフォーマンスが上がってくるのは、ただただうれしい限りです。
長い間スタメンを獲得できずにベンチを温めている福田についても
勇気を持ってプレーできるし、俺も勇気を持ってリーグ戦に出せる
と大熊監督から高評価を得ており、暗い話題ばかりだった大宮に一筋の光が差し込んだと言えるはずです。
またもやセットプレーからの失点。大宮の守備はいつ修正される?
とはいえ、セットプレーからの失点は相変わらず。勝利したから帳消しにされた感がありますが、結構深刻だと思うわけです。
そういえば、鳥栖戦に向けて配布されたチラシには、ヤケクソ気味にこう書かれていました。
本来、大宮は守備からリズムをつくるチームだが、失点の多い現状からすれば、攻撃からリズムをつくるやり方にトライしたほうがいい。適材適所のシステムで流れを変えたい。
攻撃は最大の防御と言われます。しかし、リーグ1位の総得点数(67点)を記録した2012年シーズンのG大阪でさえ守備ができず降格した事実は忘れてはいけません。やはり守備が修正できないチームは危険なんです。
23日の相手、鳥栖は3位だが、監督交代直後で2連敗中と隙は十分ある。
攻撃陣はタレントが揃っています。天皇杯2得点のズラタンだって一流の選手であることはしっかり証明してくれました。
昨日の勝利により大熊監督解任論は一時的に沈静化するでしょう。しかし、セットプレーの守備を修正できないと個人的には安心できません。
次節、鳥栖戦。天皇杯で活躍した選手の起用と守備改善がなされるのか、注目してみたいと思います。