羽中田昌氏「なんで大宮はこんなに急に強くなれるのかな?すごいなぁ〜」

大宮アルディージャ
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2014年J1第28節 大宮×FC東京 1-0

これぞ残留力!渋谷体制これで5勝目!大宮、大きな勝ち点3!!

シーズン終盤の大宮は、本当に強い。絶妙なラインコントロールだなんだ言われますが、これぞ残留力という大宮の真髄を今節も発揮してくれました。

試合早々に負傷交代をした金澤の状況が心配ですが、変わってプレーした増田が本当に頑張ってくれたのが良かったです。

FC東京は、武藤も脅威に感じましたが、それ以上に太田のクロスが本当に脅威でした。なんなんでしょう、あのクロスの精度は!過去に大宮が太田を獲りに行ったと思いますが、確かに良い選手だということは痛感させれました。

次節、家長が累積により出場停止になってしまったことは仕方のないこと。むしろ審判のミスジャッジにイライラした方も多かったのではないでしょうか。特に家長のシミューレーション判定は意味がわかりませんでした。その他の判定もまばらというか、基準がわかりにくく、ストレスばかりたまりました。勝ったから良いものの、試合後の審判団に向けてのブーイングは当然といえば当然でしょう。

一方、渋谷監督の采配と選手の起用方法は、大熊前監督のそれとは違い、シンプルでわかりやすく観ていて本当に気持ちが良いと思います。今の大宮は、選手にも迷いがなくなったと聞きますが、サポーターにも迷いがなくなったのではないでしょうか?今井はやっぱりサイドバックだし、泉澤の積極的な起用も納得がいきます。

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羽中田昌氏の解説

さて、この試合の解説は、戸塚啓氏(テレビ埼玉)と羽中田昌氏(スカパー!)によるものでした。今回はスカパー!の解説をした羽中田昌氏の試合後のコメントをピックアップしたいと思います。

大宮の残留力について

なんでこんなに急に強くなれるのかな?すごいなぁ〜と思いますね。
大宮は、最後まで守備のバランスを崩さなかったですよ。これが貴重な勝ち点3につながりましたね。(試合全体を通じて)ほとんど崩されることはなかったですね。一回だけ、中島からのスルーパスで武藤が力んでしまったあのシーンぐらいですかね?

高橋のゴールについて

高橋選手のゴールは値千金でしたけど、その前のクイックリスタートから始まったんですよね。それがゴールに繋がったんだと思いますね。
ーー(実況アナ)高橋の前に出て行く感覚っていうのは闘莉王っぽいですね。
本当にそうですね。

渋谷采配について

あまり変えてないと言っていた渋谷監督ですが、小さな変化を大事にする渋谷采配は見事だなって感じますね。
ーー大宮は守備をものすごく整備していますよね。守れるという自信があるからだと思うんですが、渋谷監督になる前は、22試合で5回しか先手取っていないんですよ。渋谷さんになって6試合中勝った試合は全部先手を取っているんですね。ここまで何が変わったのかって説明しにくいとは思いますけど…。
ここまで我慢できるってことですかね?守備から始まってなんか自分たちがやることが明確になるってことが繋がているのかなと思いますね。(大宮はシュート3本、FC東京にシュート15本浴びているが)この数字ほど、なんていうのかな(大宮がやられていたとは感じないし)、今回の大宮の戦い方っていうのはすごく相手をコントロールしていたなって感じますね。はい。

印象に残るシーンについて

前半の終わるぐらいかな?ズラタンのボールを受けるシーンなんですけど、ボールを受ける駆け引きみたいなところですかね。テレビの画面に写っていなかったけれども(パスを受ける前に)一回(東京の)裏を取る(前に出る)ような動きをして、それから(後ろに)落ちてきてボールを受ける動きをしているんですよ。大宮のフリーになる前の動きが良かったですね。

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まとめ

最後に羽中田さんがコメントしていたように、大宮のツートップの動きの上手さを実感した試合でした。

それにしても毎試合MVPに進呈される賞金の低さに愕然。5万円ってオッサンの小遣いじゃないか。。。あの程度の賞金ならば、金額を伏せて表彰したほうが良いのではないかと、思ってしまうのでした。
安すぎるMVPの賞金