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福岡戦、連敗脱出。2点目が決められなかったことより大切なひとつの教え。

大宮アルディージャ

昨日の福岡戦。久しぶりにNACK5スタジアムへ足を運びました。

家長も試合後のお立ち台で言っていましたが、やはりホーム大宮の雰囲気は本当に最高です。
NACK5スタジアム
大宮サポーターの声援、客席を彩ったフラッグ、何よりも久しぶりの勝利。気持ちが高揚しないわけがありません。

特に心酔したのは、大宮のゴール裏。

私が知っている数年前の団結力とは比較にならないほど、ひとつにまとまっていました。

大宮を愛する人が増えたことに、心から喜びを感じました。
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なぜ2点目が取れないのか

家長や菊地が復活し、連敗を止めた素晴らしいゲームでした。

それでもあえて厳しいことを言うならば(あくまでもあえて言いますと…)ゲームの内容は決してパーフェクトではなかったように映りました。

家長の値千金となったゴールも、相手を崩しての得点というわけでもありません。
(勝てばそれで良しですが…)

1点取って満足したのかどうかはわかりません。
それでも、やっぱり2点目を観たかった。福岡をもっと圧倒して欲しかった。それが本音です。

しかし、それはどこまでもぜいたくな話です。

ジェームズ・アレン氏のベストセラー『「原因」と「結果」の法則』にこんな一節があります。

大多数の人は、そういった「影」の部分には目をくれようともしません。
(略)
過程を理解せず、結果のみをとらえ、それを偶然の産物だなどと言っているのです。
そんな人たちのもとには、いつになっても幸運は訪れません。

「原因」と「結果」の法則

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なるほどそうかもしれません。

こぼれ球をゴールに押し込んだ家長。
崩したわけではありませんが、彼の努力の過程を想像すれば、昨日の勝利は決して偶然の産物ではなかったと思えてきます。

後になって考えればスーパープレーもいくつかありました。

右サイドにいた家長から大きなサイドチェンジ。左サイドで虎視眈々とスペースを狙っていた泉澤へのドンピシャ配球!そして泉澤のドリブル突破。

久しぶりに先発出場した塩田の神がかり的なプレーには、本当に助けられました。そうしたプレーを生で観られたことに感謝しなければなりません。

試合後のインタビューで渋谷監督は言っていました。

昨年、苦しい思いをしている人たちがたくさん応援してくれている。その人たちに(勝利を)。

辛い時も苦しい時も、力強く応援をしてきた大宮サポーター。

彼らの存在こそが、あの素晴らしいスタジアムの雰囲気を作り出している…。そんなことを思いを実感されられた1日でした。