伊藤彰体制になって、はや3日。しかも今日が初陣となり、どんなゲームをするのか興味がそそられます。
さて、伊藤監督は就任会見ではアグレッシブなサッカーを志向しているように思います。
大宮における歴代監督の就任会見での発言とどんな点が違うのでしょうか。調べてみました。
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厳しさと攻撃的サッカーを目指す伊藤彰監督
- 選手には普段の練習から厳しく、アグレッシブに戦うことを求める
- ゲームと同じくらいの厳しさを求めてやっていきたい
- 攻撃的なチームを作っていきたい
厳しさ、攻撃的、アグレッシブといったワードが目につきます。
攻撃は伊藤監督が、守備は海本コーチと奥野コーチに任せるのが特徴です。
切り替えと守備を重視。渋谷洋樹元監督
- 守備と切り替えの意識を高めていきたい。
- ボールを中心とした守備をしていくことを目標にトレーニングの中でも落とし込んでいきたい。
守備と切り替えをベースに語っていました。
有言実行、堅守大宮を築いた渋谷さん。最後は、ポゼッションサッカーに重きをおいて、守備が崩壊する結果に。
攻撃的志向の大熊清元監督
- ボールを奪うところもアグレッシブに。攻撃もアグレッシブに。
- ボールと人が動くのは当たり前。アグレッシブなサッカーを追求したい。
大熊さんはアグレッシブであることを強調していました。
とにかく不安げ…小倉勉元監督
【甲府】小倉勉コーチが退任へ「皆さんは真の12番目の選手です」 http://t.co/5WLrRGy3Gv#vfk #ヴァンフォーレ甲府 #jleague #Jリーグ pic.twitter.com/cClRm630e2
— 日本サッカードットコム管理人 (@nippon_soccer) 2014年12月1日
- 僕はあまり堅苦しいのは得意じゃない
- 選手たちはあまり叩かないように、叩くなら僕を。
- あの僕、不安な顔してますかね(笑)
選手からの信頼が厚く、人は良さそうな小倉元監督。
言うことは面白いけど、志向するサッカーはよくわからないままでした。
教授といえばこの人、ズデンコ・ベルデニック元監督
本日5月2日はズデンコ・ベルデニック監督の64歳のお誕生日! お祝いにクラブスタッフ一同より、監督へお誕生日ケーキをプレゼント! 監督もとても喜んでくれた様子でした! ※ケーキはスタッフがおいしくいただきました pic.twitter.com/33UGDyaZiK
— 大宮アルディージャ 公式 (@Ardija_Official) 2013年5月2日
- J1に残留するということではなく、今よりも前進していくという大きな目標。
- 特に守備面での問題は、できるだけ早く改善していかなければいけない。
ベル爺は、とにかく守備ありきの人。
とにかく成績をあげたという意味では、すごい監督でした。みんなでハッピーバースデー歌ったのが懐かしいです。
感性の人、鈴木淳元監督
左 鈴木惇
右 鈴木淳同じ名前でも1字違うだけで別人 pic.twitter.com/lHV6h1SCui
— KOTA (@kotavispa1064) 2017年4月22日
- 子供の頃からやっていることを自然に溢れるように表現してプレーして欲しい。
- ごく自然の成り行きで、少しずつ目に見えて表れることを修正していきたい。
- やってみないと分からない。
曖昧な言葉が目立つ会見でした。天才プレイヤーらしく、感性の人だったのかもしれません。
よくわからんけど悪い人じゃない…張外龍元監督
重慶力帆の新しい監督に張外龍。中国に復帰ですね。 pic.twitter.com/nBGjZ3eM6J
— 橋本 浩之 (@qiaoben1967) 2015年12月7日
- ACL(AFCチャンピオンズリーグ)に出たい。
- 目標が大きければ大きいほど、人間は力を出せる。
- サッカーは走り。忍耐・努力・犠牲!
- ロンドンで生活しながらアーセナルのサッカーを追いかけていた。
アーセナルの追っかけ発言は、今思うと面白い。私の記憶が正しければ「縦8秒サッカー」を標榜していたはず。ACL、人間力、走り、アーセナル。簡略化すると、支離滅裂な監督に見えます。
アグレッシブと守備と。樋口靖洋元監督
Happy Birthday♡
Yasuhiro H#樋口靖洋 #yscc pic.twitter.com/kukATElKkf— ☆*☆miki☆*☆ (@mikigumasan) 2017年5月4日
- 守備をベースに。
- アグレッシブで攻撃的なサッカーにチャレンジしたい。
攻撃的サッカーを目指して、色気づいたのはこの頃。正確にはロバート就任時もそうだったかも。カウンターサッカーだけじゃお客さんが集まらないってこと、クラブは感じていたんでしょうね。
とにかく守備の人、佐久間悟元監督
佐久間悟さんもイケメン、ヴァンくんもイケメン。#ヴァンくんJマスコット総選挙 pic.twitter.com/2UxX1fXt0M
— ジャンクや (@JUNKYA1983) 2017年1月30日
- 守備のところは心配をしていない。
- ただ、練習をしなければ、守備は大切、ということを忘れてしまう。
- 守備はしっかりしようというところはしっかりやっていきたい。
とにかく守備、守備、守備。ロバートのダメっぷりをカバーすべく、残留を目指したので当たり前といえば当たり前ですね。
まとめ
情報が少なく、ロバート・ファーベークと三浦俊也時代以前の就任会見は省略しました。攻撃の練習ばかりやって守備が崩壊したロバート、守備といえばこの人、三浦俊也元監督ってところでしょうか。
いずれにしても、就任記者会見時の発言で、攻撃的なサッカーを志向する監督は、大宮史上、成功事例が少ないというのが現状です。
伊藤新監督は攻撃的なサッカーを目指すようですが、はたして吉と出るのか。
攻撃的サッカーは見ていて楽しいので、できれば伊藤監督に歴史を塗り替えてほしいです。