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残留を手繰り寄せる貴重な勝利!歓喜と惜別の時間を共有した大宮サポーター。

Season 2019

絶対に落とせなかったJ1第22節、ホーム新潟戦。残留に向けての重要な一戦だっただけに、試合前からサポーターは相当気合いが入っていた。

もちろん私も、だ。異様な熱気の中、おっさんが歌う。おっさんが跳ねる。いい年こいて、自分は何してるんだろうか…という覚めた気持ちが無いわけではない。

しかし、お兄ちゃんも、お姉ちゃんも、おばちゃんも、子どもたちも跳ねている。勝利を願う気持ちは、オレンジの血が流れている証拠だ。年齢も、性別も、国籍も、まったく関係ない。むしろそれがいい。これこそがサッカーの醍醐味だ。スタジアム観戦の良いところだ。

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さて、昨日の新潟戦で印象に残ったことを、適当に記録しておきたい。

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無敵大宮を歌うタイミングの難しさを感じた

試合終盤、幾度となく放たれた新潟のCK。その数13本。第18節ホーム札幌戦では勝利を確信し、無敵大宮を歌っている最中だった。同点ゴールを叩き込まれてしまった記憶がよみがえる。そんな苦い経験があるだけに、最後は祈るような気持ちでピッチを見つめていた。

だからだろうか。「無敵大宮」を歌うタイミングが昨日の試合は遅かった。いや、むしろロスタイム4分と表示された段階で歌う気持ちになれなかった。実際に歌い始めたのは、ロスタイム3分30秒あたりだった。それぐらい大宮サポーターにとっては厳しい戦いだった。

試合終了のホイッスルを聞いたあの瞬間。全身が震えるほど歓声をあげてしまう。ライバル新潟をホームでしっかり叩いた一戦。降格圏は脱していないが、残留に大きく近づく素晴らしい勝利だった。

勝利を手にして安堵する大宮の選手たち

勝利を手にして安堵する大宮の選手たち

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闘志をむき出しにした鉄人、キャプテン菊地

前半。本音を言うと、大宮のパス回しを観ていて眠くなってしまった時間があった。

誰が悪いというだけではない。攻撃のためのサッカーというよりは、ポゼッションのためのサッカーを観ているようで、心躍らなかった時間帯が多かったというのが本心だった。

ボールを持ったら必ず前に向かう泉澤のプレーが恋しく思えてしまうのは私だけだろうか。

そんなまったりとした気持ちでいると、キャプテン菊地が新潟のタンキにダーティーなファールを食らう。DAZNで見返してみると、負傷してしばらくしてから、メディカルスタッフからOKサインが出ていたようだ。だが、スタジアムではなかなか起き上がれない菊地を心配する声が周囲から漏れる。何より倒れ方が悪かった。

大怪我にならなくて本当に良かった

大怪我にならなくて本当に良かった

個人的にも市川や富山のケガを思い出してしまうくらいだった。

菊地が立ち上がり、再びピッチに入る姿を見たときは、ようやく応援にスイッチが入った。彼の勇姿を見て、ギアを一段上げるキッカケに繋がったかもしれない。素晴らしいプレーヤーだし、勇気付けられた。

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ピッチサイドで密かにコーチングする海本ヘッドコーチ

今の大宮にとって不安材料は、守備だ。それもセットプレーでやられすぎている。そのためか。ファンの間ではCK時にゾーンで守ることを不安視する声がよく聞こえてくる。

ゾーンディフェンスは、ゴール中央のスペースが埋まり相手にとっては攻めにくい。さらに、夏の時期はマンツーマンディフェンスよりも体力の消耗が抑えられるというメリットがある。

その半面、ラインコントロールの難しさや、ゾーンディフェンスの役割分担が細かいためプレーヤー同志の密接な連携プレーが欠かせない。

大宮が置かれている立場を誰よりも危惧しているのだろう。守備を担当する海本ヘッドコーチが、時折コーナー付近まで走り寄ってきて、選手たちをこっそりコーチングしていたのが実に印象的だった。チーム全体で守備への意識が高いことが垣間見れた。

江坂のスーパーセーブにも助けられたが、とにかく無失点に抑えられたのは、大宮にとって大きな収穫だったはずだ。

手ブレで分かりにくいが、海本ヘッドコーチがCK時に選手たちへ何か合図していた。

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ピッチで走り込むアーリアの姿

FC東京戦では試合終了後、古巣サポーターにチャントを送られていた長谷川アーリアジャスール。新潟戦でもベンチ入りしていたが、周知のとおり出番はなかった。

日本代表まで登りつめた彼。当然ながらプロとしてのプライドも誰よりも高いはずだ。そんなアーリア。3人目の交代選手(山越)の投入が終わったとき、ピッチサイドでダッシュを繰り返していた。

もちろん勝手な想像だが、不甲斐ない自分に向けて鬱憤を晴らすかのように見えた。悔しさを噛み殺していたとしたら、ファンとしては複雑な心境になる。

次に彼がピッチに立ったときは、大きな声援を送ってあげたい。

マルセロのFK。ボールはファーに逸れてしまい決定機をカンタンに逃していた

マルセロのFK。ボールはファーに逸れてしまい決定機をカンタンに逃していた。チャンスシーンの精度をもう少し上げたい。

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沼田のさよならが聞けて、至福の時間を過ごした大宮サポーター

昨日は、勝利の次に我々の記憶に強く刻まれた出来事があった。そう、金沢へ移籍が決まった沼田圭悟の挨拶を挙げておきたい。

多くのサポーターは、彼がピッチに現れるとは想像していなかったのではないだろうか。沼田に関しては、電撃移籍だ。だからこそ、さよならが聞けて本当によかった。

沼田コールによってゴール裏挨拶をさせることに成功。沼田のさよならを聞けたのはサポーターの功績が大きい。

ずっと怪我に泣かされた彼。思うような結果を残せなかったと言っていたが、そんなことはない。縦横無尽にピッチを駆ける力強い姿に大宮サポーターは本当に魅了されていた。

「沼田のレプリカ、オレ買っちゃったんだぞぉ〜!!!!」と叫んでいたサポーターの声になんかホッコリ。とにかく大宮サポーターに愛された沼田。彼の活躍を心から祈っているし、多くがJ1のステージで金沢と対戦したいと願っているはずだ。

[youtube id=qboXTKKNQ5U]

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まとめ

とにかく勝ててよかった。これは大きな一勝だ。

八面六臂の活躍をした江坂については、今さらどうこういうことはないぐらいだ。裸で土下座したくなるほどのイケメンぶりに、男性サポーターも確実に魅了されたはずだ。

久しぶりに登場した大前元紀も練習から精度の高いシュートを決めていたし、彼の起用法に注目するという楽しみがまた増えた。

マルセロ、マテウス同様、カウエのプレーに迫力が出てきたのも大きい収穫だった。涼しくなってくるとペースをあげやすくなるだろうから、カウエについても期待が膨らむ。

それにしても大宮が勝利するだけで、月曜日でなおかつ悪天候でも、モチベーションが少し上がる。これだから面白い。新潟サポは辛いだろうが…。

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おまけ

ゴール裏で跳ねる際、膝への負担を軽減するためにadidasのboostというスニーカーを買った。 これ、クッション性がかなりいいし、何より軽い。何気にオレンジ色がワンポイントで入っているところもグー。 勝利のスニーカーということで、次のホーム戦でも履いていこう…。