うん、うーーーーーん。なんとも受け入れがたい結果だ。

HolgersFotografie / Pixabay
ゲーム終了後、ブーイングが起きていましたね。
個人的には、ゲーム自体はそこまで酷いものではなかったと思います。何が残念だったかって、そりゃ勝ち点3じゃなかったことです。が、それよりも応援がまずかったのではないでしょうか。
ロスタイム3分ごろに、無敵大宮を歌い始めていましたが、個人的には札幌戦の悪夢が蘇ってしまいました。杞憂であればいいと信じていましたが、あえなく失点。
繰り返す、悪夢。
1点差でリードしている場合、残り3分で無敵大宮を歌うのは禁止にしたほうがいい。今日に関してはそう思った試合だった。無敵大宮を歌ったことによって我々の期待が過度に大きくなり、しかも選手たちの逃げ切り作戦に拍車が掛かる。急に受け身に転じてしまう。これは良くない。改善したい。
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光明もあり。シンプルな攻撃が発揮されるように
とはいえ、ゲームそのものは、ここ数試合の中でもかなり素晴らしかったと思いますよ。伊藤監督の采配も逆転するまでは当たっていたし文句なしでした。まぁ、勝てていれば、なにも問題がなかったのですが、それはそれ。結果論でしかありません。
大宮の素晴らしさを感じた点は、以下のとおり。
- ボールロストを怖がることによるボランチとディフェンスでの細かいパス回しが減った(なかったわけではない)。
- 前節よりシンプルな攻撃に徹していた(攻守の切り替えが速くなっていた)。
- 加藤のセービングがキレを取り戻してきた。
- 大山のボール奪取力は相変わらず素晴らしく、頭の良さにしびれた。
- 奥井が右、マテウスが左サイドという関係性が機能した。
- マテウスの球離れが速くなった。
- 山越のディフェンス能力の強度を増した。
- カウエとマテウスのワンツーが見れた。
- 河本はPK献上のプレーが今季多いがいつも助かっている。
こう思うと結構大宮の良さに気がつくことができる。引き分けてしまった事実を除けば、選手たちとしても手応えを感じたプレー内容だったのではないでしょうか?
受け身になると脇が甘くなる大宮
一方、残念だった点は以下の通り。
- 前線でボールを受けた後、和田の突破がない。
- カウエの激しさが足りないのと彼と周囲のDF陣の連携不足が心配(失点シーン)。
- 追加点が入ればラクになれるのに1点リードしているだけなのに受け身になるメンタル。
- DF陣へのバックパスで危うく失点のピンチを招いた大山のミスキック(これひとつだけだが…)。
うん、こう並べてみると残念だった点は少ない。最も残念だったのは勝てなかったことだけど。
まとめ
今さら結果が変わることではないし、イライラしても仕方ない。
…と思っているが、やっぱり悔しい。体が思い。気持ちも沈む。
観に行けていたらまた違ったのかなぁ。