J2最下位の讃岐相手に、痛恨の引き分け。
J2優勝は難しいという厳しい現実を突きつけられた。
石井さんは人格者だし、大好きな監督だ。
石井さんで優勝するのが理想だとも思う。
だがよく考えてほしい。これ、去年も同じだったじゃないか。
渋谷さんは人格者だ。大好きな監督だった。
渋谷さんで残留するのが理想だ…。
その結果、連敗を積み上げた。
伊藤さんは人格者だ。大宮の宝だった。
伊藤さんで残留するのが理想だ…。
その結果、J1残留を絶望的にした。
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負のスパイラルから大宮は抜け出せていない。
正直なところ、石井監督では手詰まりだ。
改善点は交代のタイミング早くなったぐらいか。
マルセロ投入は後半10分。
たしかに積極性は感じられた。
しかし、マテウスを残して嶋田を交代することを選択した石井さん。
マテウスは前半からかなり飛ばしていただけに、
てっきり彼を下げるのかと思ったが…。
連携による崩しを主体とする嶋田より、
マテウスという個のチカラを重んじている証拠。
チームで相手の守備を崩す策略が石井監督の頭にないのは、
実は手詰まりだ…ということを露呈していると心配してしまう。
本当に石井監督で、J1昇格できるのだろうか?
結果、マテウスは走れなくなった。
ロスタイムが6分もあったのに実にもったいない。
シモビッチ目掛けて放り込めばいいのに、河本だけがそれをするのみ。
山越も河本にボールを預けて「コウモさん、何とかしてください」という横パスだけでは
キャプテン不在という千載一遇のチャンスを活かしきれない。
解説の秋田豊氏は、大宮の現状をどう捉えたか。
シモビッチを投入しているのに彼をうまく使えていない。
絶対的な高さを持っているから、何かが起こるのにね…。
後半の大宮はボールをまわしているだけ。
なかなか崩しに行けなかった。
シモビッチは中に入れてほしい。
サイドから入れてほしい。
でもまわりは行かなかった。
渡邉大剛に会えたことだけが、唯一の収穫だった。