負けてしまいましたね、大宮。今はあえて何も言いません。酒とロック@saketoorockです。今日は、気を取り直して、前向きになれる記事を書きますね。
元大宮のエースストライカー、デニス・マルケス
覚えていますか?2007-2009年6月に大宮に所属したブラジル人ストライカー。デニス・マルケス(Dênis Marques do Nascimento)を。
ブラジルの名門、アトレチコ・パラナエンセからレンタル移籍してきた助っ人でした。まるでタコの足をぶら下げているように奇抜な髪型をしていた彼でしたが、圧倒的な存在感を放ち、大宮では42試合12ゴールを挙げています。2009年6月レンタル満了に伴い、ラフェエルが所属するボタフォゴから声をかけられるものの、結局はフラメンゴへ期限付き移籍します。
[browser-shot width=”500″ url=”http://www.ardija.co.jp/news/information/clubplayer/200906/20090630-1.html”]
フラメンゴでの活躍
フラメンゴでは19試合6ゴールを上げて、大活躍します。
そして、2010年には所属チームであったアトレチコ・パラナエンセに帰還。
順風満帆にことが進んでいるとおもった矢先でした。
飲酒運転でクビ。サッカー界から去るデニス
サッカー選手として大きな過ちを犯してしまいます。
そう、2010年に飲酒運転事故を引き起こし、クビになってしまうのです。その後、彼は1年半以上サッカーから身を引くことになり、過去の人となってしまうのです。
[browser-shot width=”500″ url=”http://globoesporte.globo.com/futebol/noticia/2010/07/denis-marques-bate-de-carro-em-muro-de-duas-casas-em-maceio.html”]
デニスマルケス、2012年に復活
が、しかし、2012年に復活を遂げるのでした。
現在は、ブラジル全国選手権(日本でいうJリーグ、正式名称はカンピオナート・ブラジレイロ)のセリエCに属するサンタクルスFCでプレイしています。
[browser-shot width=”500″ url=”http://www.coralnet.com.br/elenco.asp?posicao=Atacante”]
元気にやっているんですね。
えがった、えがった!
ちなみに、セリエCはJFL相当、もっというとJ3のクラブですが、そこはブラジル。サポーターやスタジアムの規模は日本では信じがたいほど大きなものとなっています。3部なのにここまでサッカーが人気があるからこそ、サッカーが強くなるわけですね。

ホームスタジアムのアルーダは、6万人を収容できる。
サンタクルスはブラジル北東部のペルナンブーコ州にあり、ブラジルのレフティモンスターこと、リバウド・ヴィトル・ボルバ・フェレイラ(Rivaldo Vítor Borba Ferreira)は地元出身。彼もまたサンタクルスでプレイした歴史があります。
2012、2013年にはベストストライカー選出
さて、サンタクルスでのデニスマルケスは活躍できているのでしょうか?
なんと、彼、64試合40ゴールをあげる活躍を見せています。
2012年のブラジル全国選手権では11得点、ブラジル州リーグ「カンピオナート・ペルナンブカーノ」では、15得点とゴールを量産。2012年、2013年ともに、ベストストライカーに選出されるなど、プロサッカー選手として充実した生活を送っているようです。
デニス・マルケス。もう30歳を超えており、サッカー選手のピークは超えているかもしれません。しかし、元大宮の戦士たちが活躍する姿は、いつだって私たちに勇気を与えてくれます。たとえ大宮が負けた後の試合でも、彼の活躍を知ることで少し元気になるから不思議です。
#VamosSubirSanta Com fé em Deus! pic.twitter.com/hOtVp8nlJA
— Denis Marques (@Denis_dm9) June 4, 2013
頑張れ、デニスマルケス!!
追記
2014年シーズンからは、ブラジル国内のABCフットボールクラブに所属し活躍中です(2部リーグ相当)。