大宮サポの心は大きく揺れている…
小倉監督はチームを蘇生してくれるのだろうか?リーグ戦では首位横浜FMを撃破し、ようやく長い連敗を脱出。天皇杯も勝利し、これで勢いづくかと思いたかった矢先、新潟に0-1の黒星を喫する。惨敗である。
小倉体制になってから、リーグ戦1勝3敗。負け越している。痛恨だ。
[Week 48] Nothing / CamEvans
8連敗に比べたら先日の1敗は、数字的にそれほど痛くないかもしれない。しかし選手たちにとって、ボディーブローのように、彼らのメンタルを追い込んでいるとしたら、やはり先日の敗戦は楽観視はできない。
北野は今、何を思う
ここしばらくスタメン落ちをし、日々悶々と過ごしているであろう大宮の守護神、GK北野貴之はこの状況をどうみているのか。
古巣新潟にレギュラーとして凱旋したかったであろう、ほっかも。そんな彼も、相当苦しんでいるはずだ。
自身のブログ「ほっかも!」で、こう語っている。
敵地なのに自分の旗やゲーフラを見て(省略)…戦場に送り出される男の、そんな気持ちになった。
Soldiers Patrolling in Afghanistan / Defence Images
21戦不敗という“ベルデニックバブル”を経験した大宮サポが、小倉体制に疑心暗鬼となれば、スタジアムの雰囲気は漆黒の闇に包まれてしまう。再び負のスパイラルに陥ってしまうかもしれない。
時折、大宮のサポはヌルいという声も聞く。だから次、負けたらブーイングなどがあって当然だという。
誰だって、苦しい時はある。そんな時、選手を叱咤するのが良いのか、激励するのが良いのか…。どちらの選択が正しいのかはわからない。それでも、私はチームを激励する選択をしたい。
そして大宮の守護神、北野も…。