サポーターズミーティングを明日に控え、本日正午に質問受付が締め切りとなりました。
一体、質問をするのが効果的なのでしょうか?
ここ最近の連敗により、多くのサポーターがストレスを感じています。その原因のひとつが「なぜ、ベルデニック監督を辞めさせたのか」という点。
ベルデニック解任時、大宮の鈴木社長は、公式サイトで次のような声明を発表しています。
チームが約10ヶ月間の長いシーズンを戦うためには戦術、選手スキル等も非常に大切ですが、「チーム内の一体感」も、より大事なことと考えており、この一体感が保てなくなるような事象が見られ、これまで強化育成本部を中心に改善を図ってきましたが、このところの成績不振も相まって、チーム状況を改善できる見込みが立たないと判断するに至りました。
一体感が保てなくなるような事象…。
しかし、これが我々サポーターには漠然としているのです。
具体性が乏しいため事の真意が伝わってきません。
ましてや、一体感を生み出すために小倉監督が就任したはず。先日のFC東京戦を見る限り未だバラバラです…。だからこそ、大宮サポーターはイライラするのです。
ベルデニックをクビにした理由を「あぁ〜、そりゃあベルデニック監督解任もやむを得なかったね…」と納得できるような具体的説明があれば、我々サポーターもスッキリ!こうなった以上は前向きにクラブの応援するぞ!となると思うのです。
また、噂レベルではありますが、選手から練習内容に不満の声が上がり、これにコーチ陣も同調したことがベルデニック解任のきっかけと言われています。
その噂通り、鈴木監督はフットボールチャンネルというメディアに対して、次のように語っています。
一つ言えるのは、中断期間に嬬恋合宿があったのですが、首位だったので、2位以下のチームからスカウティングされて丸裸になると。その時に、中断明け前の戦術では戦えないと分かっていたので、嬬恋合宿で練習方法をどうするか、みたいなことは相当激論だったらしいです。
そこでは監督とコーチで、かなり考え方が違うことが散見されたそうです。選手はそれまでの練習で首位を取っていたので違和感はなかった。だけれども結果として丸裸にされて、本当は中断明けから若干戦い方を変えて臨むべきだったのですが、そういう事をしなったからか、その後勝てなくなりました。
それが一つの原因だと思います。選手のほうも、勝てなくなったこともあり、一体感が持てなくなった部分が出てきたと思っています。私への報告では、中断期間の練習に問題があったと聞いています
出典元:フットボールチャンネル
こうした事象について鈴木社長は
大宮の選手たちは、大宮というクラブのブランドであり、彼らを守るべき
といった主旨の内容を、どこかのインタビューで語っていたはずです(出典元を失敬してしまいました。たしかoleアルディージャのインタビューたったような…)。
戦術、選手スキル等も非常に大切ですが、「チーム内の一体感」も、より大事
一体感も大切だけれど結果にこだわるのが真のプロ集団です。
もし本当に、強い大宮を築き上げたベルデニック監督の意向について、選手間から出た不満をコーチやフロントが受け入れていたのならば、プロクラブとしての資質を疑われても仕方ないかもしれません。
よく考えて見れば、サッカー選手だけでなく会社だって同じ。営業利益が上がらないのに社員の一体感が何よりも大事…なんて会社は、絶対倒産してしまいます。
戦術を決める監督(社長)がいて、それをささえるコーチ(管理職)がおり、実行する選手(社員)がいる。戦術を決める人間が複数存在し、それぞれ違う主張をしてしまっては、まとまるわけがありません。もし、嬬恋キャンプの件が真実ならば、組織としての基本的構造が完全に崩壊しているのでしょう。
なぜ、一体感が保てなくなったのか。
具体的な事例を教えてほしい。
この答えが具体的に出てくるようでなければ、サポーターズミーティングは意味のないものになるはずです。
とにかく、大宮を応援する気持ちに変わりありません。
サポーターズミーティングが有意義なものになるように願うばかりです。