サッカーの応援マナーってある?
おらぁ〜、一発かましたれ〜!!!!!もっとシュート撃てぇ〜〜!!!!!!!( ・`д・´)
サッカーの応援、ついつい熱くなりますよね。プロの試合を観戦していると黙って観ていられない性格なので、ゲームが終わるといつも声はガラガラ。ゴール裏にいると、ついつい大声を張り上げちゃうんですよね。
どうも、酒とロック@saketoorockです。
そんな熱い応援…。プロの試合は良いとしても、少年サッカーでは注意が必要です。
審判へのヤジはもちろん、子供たちへのコーチングや自分の息子や娘の指導は少年サッカーではタブー。
「シュート撃て!」、「ラインを上げろ!」、「ほら、そこはオフサイドだぞ!」といった指示にあたる応援は、絶対にやってはいけないこと。
実は、公式戦でこれをやると、審判報告書に注意申告されることがあります。最悪、大会本部から、その少年団チームは後でペナルティが課せられる…なんてこともあるのです。
ジュニア世代の応援マナーには、指導協会が厳しい目でチェックをしているんですね。
なぜでしょうか。
日本サッカー協会が公表しているガイドラインを読むと、その理由がよくわかります。
なかでも「目指せ!ベストサポーター」というハンドブックには、応援のマナーだけでなく、ジュニア世代の子供にどうやって接するべきかが、わかりやすく簡潔に書かれています。
※ここをクリックすると「目指せ!ベストサポーター」のPDFファイルがダウンロードできます。
素晴らしい内容なので、見出しだけ引用しておきますね。
- 自立の第一歩:子どもなりに、自分で必要だと思うことを 自分でやることが大事。
- クラブへ協力:子どものサポートであることを忘れずに
- 子ども自身の夢:あなたの夢ではありません。
- ゆっくり 見守りましょう:子どもたちはサッカーが楽しく、大好きです。
- サッカーと学校や生活のバランス:さまざまな仲間とのさまざまな経験が幅を広げます。
- トライ&エラー:勝ち負け以外に大切なことがあります。
- クラブの考えを聞いてみて:信頼関係があれば解決できることがたくさんあります。
- みんな大切な仲間:サッカーに「敵」はいません。
- サッカーを知っているお父さんへ:余裕をもってやさしい気持ちで見守ってください。
- レフェリーの判定を尊重しましょう:子どものときにこそフェアプレーを伝えたい
- 「○○の子ども」:その子はその子自身です。
- 根本的な部分へのアプローチ:サッカーの練習だけでは変わらないこと
簡単に言うと「子供の自主性を引き出し、サッカーは楽しいものだと教えてあげよう」ということになるでしょう。
子供の自主性を大事にしよう
Independence Day “Let Freedom Ring” Event – U.S. Army Garrison Humphreys, South Korea – 4 July 2012 / USAG-Humphreys
何でも子供の先回りをして、本来は子供自身ができることを親がやってあげたりしていませんか?
すね当てを用意してあげたりしていませんか?
親が最初から靴紐を結んでやってあげたりしていませんか?
学校の上履きを子供に洗わせていますか?
子供自身で考えるチャンスを、親が奪っていませんか?
私自身、反省すべきところはたくさんあるけど…^^;
サッカーは、独創性が大事。
監督やコーチに言われないとできないようでは、独創的なプレイは絶対にできませんよね。
サッカーを楽しもう

Soccer – Army Youth Sports and Fitness – CYSS – Camp Humphreys, South Korea – 111001 / USAG-Humphreys
育成世代からサッカーが楽しめないともったいないですよ。試合後、帰宅した子供を「あのポジショニングはダメだろ!」なんて、説教してませんか?私は、してました^^; お風呂のくもりガラスでフォーメーションを教えたり…。
でも、同じことはコーチが子供に教えてくれてます。チーム内ですでに指導されているんです。それを家に帰って、またおなじ説教を繰り返されたら、サッカーが嫌いになってしまいますよ。
サッカーが好きという気持ちがあるからこそ、上手くなりたいという向上心が芽生えるのです。パパやママが、子供のそんな気持ちを応援してあげなきゃ、他に誰が応援してくれるでしょうか?いちサッカーファンならば、なおさら。サッカーが楽しいという子供の気持ちは大事にしたいですよね。
まぁ、わかっているけと、実行するのはなかなか難しいんですけどね。
目指せ!ベストサポーター。参考にしてみてください。