熱中症対策に欠かせないスポーツジャグ(水筒)
「水筒」といっても、温暖化が顕著なこの頃は軽視できない重要アイテム。最近は、スポーツジャグなんて呼ばれています。少年サッカーはもちろんのこと、野球、テニス、バスケ、ソフトボールなど、スポーツジャグなしで夏場を乗り切るのは、ハッキリ言って難しい。
特に夏場の少年サッカーは、ピッチ上の暑さは異様。私自身もレフリーで子どもと同じピッチ上で走ったりするわけですが、一度、熱中症の一歩手前の症状になったことがあり、これほど大変な思いをしているのか…と水分補給の大切さを痛感した経験があります。
さてそんな、スポーツジャグですが、一体どんなものを買うべきなのでしょうか?
後悔しないスポーツジャグの選び方
スポーツジャグ(水筒)と一口に言ってもその種類は実に様々。筆者自身、最初はどれでも良いと深く考えていませんでした。しかし、真夏にサッカーの経験がある方ならばよくわかると思いますが、小さな水筒をグランドに持参していくのと、きちんとしたジャグを持っていくのではエネルギー回復や気分的にも違いが出ると思います。
ジャグの選び方のポイントはこれ。
- ある程度保冷性があるジャグを選ぶ
- 大容量を選ぶ際はシンクの深さとジャグの高さを考える
- 飲み口をチェックする
氷が溶けないよう保冷機能をチェックする
スポーツジャグは保冷性に優れた大容量ジャグタイプのものを用意することをオススメします。冬場に使うことを想定しているのならば、さほど重要なポイントではありません。しかし、夏場用なら保冷性にはこだわりましょう。
少年サッカーの場合、真夏のゲームでは給水タイムを設けています。その際、ヌルい水を飲むのと、冷たい水を飲むのではエネルギー回復にも影響するはずです。
また、スポーツジャグの中の氷が溶けてなくなるのが早いと、グランド当番さんたちは氷が不足して対応に追われてしまいます。とにかく氷を大量に消費しますので、保冷機能が高いスポーツジャグは絶対に必要となるはずです。
ステンレス製とプラスチック製は子供の年齢に応じて選ぼう
なお、保冷専用のスポーツジャグにはステンレス製のものとプラスチックのものがあります。低学年の子供が使うスポーツジャグならばプラスチック製のもので十分でしょう。その理由は軽いから。ステンレス製ジャグはプラスチック製のものより重たいものが多く、たとえば自転車のカゴに載せるとバランスが安定しません。
また、試合の帯同時間が比較的短時間な低学年は、そこまで保冷性にこだわらなくても良い場合があります。逆に、試合時間が長い高学年ならば、1日中試合をすることが多いので、保冷性が高いステンレス製のジャグが理想です。
プラスチック製でも、真夏に朝、タッパで作った大きな氷をひとつ入れておけば、氷は溶けていても夕方家に帰るときまでひんやりしています。ぬるま湯にはなりません。
キッチンのシンクが浅いと大容量であっても水を注ぐのが大変
夏場は、すぐに水筒の中身がすぐになくなります。経験上、2.0リットル以上の容量はどうしても必要でしょう。
ただし、大容量ならばなんでも良いというわけではありません。
たとえば、2.2リットル以上の大容量かつ長細いタイプのものは、キッチンのシンクが浅い場合、水道から水を注ぐのも苦労します。水道水から直で入れられない場合があるので注意が必要です。
安物は不衛生、かつ水漏れ多発。飲み口に注目
プラスチック製でも十分ですが、飲み口は注意して購入したほうがよいです。
スポーツジャグ&保冷性あり&大容量と上記条件を満たしていても、格安なものは飲み口がフタでカチッと塞ぐタイプではなく、寝かせていたものを縦に起こしてそこから直飲みするものが多いのです。これだと使っているうちに飲み口がバカになり、中身が漏れることがあるからです。もって1年。最悪半年でダメになりますよ、ホント。。。実際、このタイプを買って後悔した経験が私にもあります。冬場は砂埃になることが多いので不衛生ですし、ね。
このような飲み口になっているジャグはオススメできません。
フタでしっかり閉めるタイプは衛生的で長持ちしますよ。
最低限1年以上、長く使うのであれば、最安よりもワンランク上のジャグがオススメです。
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