Blue Dragon Soccer / bobrpics
サッカー少年団に入るその前に心得ておきたいこと
クラブチーム、ジュニアユース、サッカー少年団…。なかでも一番気軽に始められるのが、サッカー少年団ですよね。
「近所の少年団チームに子供を入団させようかしら」と決めたなら、まずは体験入団をしてみましょう。そこでコーチや指導者たちから、活動時間や練習内容など、サッカーについていろいろな話を聞けると思います。ですが、子供の面倒を見ることが多い、ママさんにとっては、サッカーの内容よりも、当番などのお手伝いはどのぐらいの頻度で、どんな活動が必要とされるのかが気になるところです(当番制については別の機会に書きます)。
少年団に入る前の心構えってあるのでしょうか?
少年団はボランティアで成り立っている月謝を払って子供にサッカーを習わせたい。技術を向上させたい。Jリーガーに育てたい。そう考えると入団後、いろいろな不満が出てくると思います。
もう少し具体的に言うと、お金を払うんだからサッカーを上手くさせてよね!という発想では、親としては上手く立ち回ることができなくなるということです。
もちろん、そうした考えを否定しているわけではありません。親だったら子供の成長は誰でも願うものですから。でも、そうだとしたら少年団でやるとするとママさんパパさんが大変です。保護者の当番制やサポートが少なく、技術面習得を目的としたクラブチームなどを検討しましょう。
挨拶がきちんとできるようになる。仲間を思いやる気持ちを大切にする。チームのためにできることを考えるといった人間形成をサッカーを通じて学ぶことができる、それが少年団の特徴だと思います。最低限、リフティングやトラップ、パスができるようにならないと、これもまたこれで厳しいのですが…。
技術よりも人間形成を担うのが少年団の役割