主審をやっていていつも困るのは、立ち振舞い方法。試合開始のセレモニーの順序とか、試合終了時のサインの仕方とか、ルールブックなどには書いていないことがたくさんあるんです。そこは、経験者に聞いて教えていただくか、実際に試合で失敗して恥をかいて覚えるかのどちらかだと思います。
と、いうわけで今日もひとつ覚えたことがあるので、備忘録を。。。
PK戦突入時の進め方
1. トーナメントで引き分けの場合、つまりPK戦突入の後半終了の笛は、前半終了時と同じ2回「ピッ、ピーッ」と鳴らす。3回だと試合終了っぽく聞こえてしまうので要注意。
2. 次に両チームに対して、PK戦突入である旨を告知。キャプテンを残して給水の指示を選手たちに出す。
3. キャプテンの前でコイントスをし、キックの順番を決める。
4. 副審と役割分担を決定する(センターサークルでのコントロールする副審とゴールサイドでジャッジをする副審の役割分担)
5. ゴールサイドの副審に、蹴り終わり(これを蹴って入ったらゲーム終了)と外し終わり(これを外したらゲーム終了)のサインを確認する。
蹴り終わりの場合:足を叩く(蹴る=足と覚える)。
外し終わりの場合:ワッペンや胸の付近を叩く。
6. ゲーム終了直後、笛を3回(ピッ、ピッ、ピピーッ)と鳴らし終了。
ちなみにセレモニーをやるときは、左側のチームから握手するようコントロールする。
右側の握手するときは、そのまま右手で握手しましょう。左手に帰るとチンパンジーの握手になってしまいますので。。。