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なぜ、サッカーは雨や雪でも試合をするのか?

少年サッカー

少年サッカーをやっていると、週末の天気は重要事項であったりします。「明日、雨が降る」とか「雪が振りそうだ」なんていうとき、子供を送り出す親としてはかなり身構えてしまい、練習や試合があるのかどうか、ものすごくモヤモヤするものです。

playing in the rain
playing in the rain / woodleywonderworks

特に、試合遠征がある日は大変ですよ。

遠征当番であれば子供たちと一緒に行動しなければならないし、当番がなくても早朝から子供を送り出さなければなりません。朝早く起きておにぎりを握るかどうするか…なんて考える必要もあるわけです。

野球やテニスなど、他のスポーツは雨だとすぐに中止になるけれど、サッカーはそういうわけにもいかない。グランド事情によっては中止になることがありますが、基本、雨でもやろうぜ!というスタンスですよね。

ま、少年サッカーの場合は、練習グランドが土であることが多いので雨で中止になることもあるのですが、やるかやらないかがギリギリにならないと分からないため、買い物などの予定が立てにくいのです。

なぜ雨でもサッカーをやるのか。
なぜサッカーは雨や雪でも試合をするのでしょうか?

「サッカーの母国イギリスでは、サッカーの観客は労働階級が多いので傘を持つ人が少ない」とか、「サッカーは紳士のスポーツだから、試合の約束を守るために雨が降ろうと試合をする」という説などがあるようです。

それらが本当かどうかは分かりませんが、日本サッカー協会が「サッカーは雨や雪でも試合をするの?」という質問に答えています。

競技規則には、雨が降ったら試合を中止するということは規定されていません。しかし、落雷が予想されるなど、選手や観客等にとって危険が及ぶ可能性がある場合は、試合を中断、あるいは中止したり、延期することもあります。そのほか、台風などで公共の交通機関がストップした場合も延期されることがあります。

雨でも試合を中止するというルールはないというのが、日本サッカー協会の答えです。

だから少年サッカーも、雨や雪が降ったら中止という概念がないのでしょう。雨や雪が降ったら試合や練習が中止になる!なんて考えていたら痛い目にあいます。

たとえば、人工芝グランドで試合をする場合、雨が降っていても中止になることはほとんどないでしょう。実際、与野八王子グランド堀崎グランド上谷総合公園グランドなどは、朝から雨でも試合が中止になることはほとんどありません。公園管理事務所も、同じような認識をしています。雨でもやれよ…と。

※ただし、強雨など状況によっては、中止になることがあります。

また、西遊馬公園宝来グランドなど、水捌けが悪い土のグランドで、試合(練習)直前まで雨が振っていた場合は、グランドが荒れることを理由に試合を中止することがあります。これも公園事務所からの指示なのです。

また、小学校のグランドで試合がある場合も、試合前から雨が振っていれば中止になることが多いです。グランドが荒れることを学校関係者が嫌うからです。それぞれの組織によって思惑が異なります。

試合が始まってから、雨が降ってくる場合は、ほぼそのまま練習を続けることがほとんどです。

雨が降ろうと、雪が降ろうと、サッカーをやるというスタンスは、どこの少年団チームも同じような感じでしょう。たまには、休みたくなるけれど、チームから中止の連絡があるまでは、やるものという覚悟でいるほうが良さそうです。