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イエローカードを提示するときの心得と手順[サッカー審判]

少年サッカー
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少年サッカーで実践したいカードの出し方

少年サッカーでも、公式戦となればイエローやレッドカードを出さざるを得ない状況が出てきます。

まぁ、頻繁に出すことはないのですが、決定的な得点の阻止や暴力行為は、ファールを受けたチームやプレイヤーのためにも見逃すわけには行きません。

実際、先日イエローカードを出す機会に遭遇しました。私自身、イエローを出すのはあまりないので、カードを出すことに慣れてはいませんが、落ち着いて手際よくカードを提示することができました。理由はただひとつ。事前にカードの出すときのコツを予習していたからです。手前味噌な話なんですけれども…。

イエローやレッドカードに出し方なんてあるのか?なんて思うかもしれませんが、少年サッカーならではの警告方法はやはりあるようです。

カードを提示する際に、抑えておきたいポイントは…

  • カードの出し方
  • カードを出した後処理

この2点です。
DSC_0123
DSC_0123 / The Bay Area Bias

正しいカードの出し方

今回はカードの出し方について解説しますね。

まず、警告対象のプレイヤーの前に立ち、ギャラリーやコーチなど周りがよく見えるよう胸を張ってカードを高く提示します。

このとき、堂々とカードを提示することがポイントです。

猫背だったり、カードを上げる際の腕が曲がっていると、迷いながらジャッジしていると思われてしまいます。

少年サッカーの場合、カードが出ると、プレイヤー本人よりもギャラリーやコーチたちは興奮しがちです。時には野次られることもあるわけです。このとき、自信が無いような姿勢でカードを出すと、主審へ不信感が募りますよね?これは一番、まずいパターン。

主審は、誰よりも近くでプレイを見ています。たとえ結果的にミスジャッジだったとしても、これでもかと言うほど堂々とカードを提示してください。ミスは後で反省すればよいのです。
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ベンチワークやヤジはなかったコトにする

また、ベテランのコーチになると、ベンチワーク、つまり駆け引きを考慮していることがあります。ジャッジに対し意図的にプレッシャーをかけて、結果的に主審を威圧するケースがあるのです。実際に目にしたことがありますし、されたこともあるのでわかります。

でも、こうしたベンチワークまで気にしていると、正しい判断ができません。迷いが生じ、自信がなくなるという悪循環に陥ってしまいます。コートに入ったら、余計な声は聞かないコトにする、そんな勇気も必要なんです。

もちろん、自身を持ってジャッジするためには、ルールを徹底的に叩き込まなければなりません。一生懸命プレイしている子供たちにも失礼がないように…。

警告時は子供たちに気遣いの一言も添える

少年サッカーでは、カードを出す際、子供たちに心配りもしてあげたほうが良いと思います。

イエローやレッドを出す際に、彼らを気遣う一言をかけてあげるのです。

「フェアプレイでお願いね♪」とか、「今のは一生懸命やってたけど、つい手が出ちゃったのかな?次は気をつけようね」とか。

特に小学生は、カードが出たことにショックを受ける子がまだまだ多いので、極力優しい声がけを心がけた方が良いと思います。実際に、反則を犯した子供たちも声をきちんとかけることで、素直に「ハイ!」と答えてくれる子供がほとんどです。

  • 姿勢を正してカードを出す
  • 堂々とした態度をとる
  • 子供に声をかけてカードを出す

これができれば、まずは第一関門クリアです。