セードルフ監督、名言を吐く
先日、ACミランの監督クラレンス・セードルフが、自らの進退に対してメディアに問われ、こんな言葉で一蹴していました。
以下、SOCCER KINGより引用。
私には人生の哲学がある。
だからストレスがある時期でも平静を保って過ごすことができるんだ。当然、難しい時期を過ごすことを望んでいるわけではないが、
私は自身の生き方を変えるつもりはない。努力や仕事を決して怠らないこと、これが私の使命だ。
うわぁ〜、なんてカッコイイお言葉!
まさにオトコの中のオトコじゃないですか。
誰かに批判されたり、ましてや悪口を言われたりすることは、誰だって耐え難い。しかし、信念を持って行動できる人間にとっては周囲の悪口や批判は、単なる戯言でしかない。
絶え間ない努力によって、自分の哲学や信念は築き上げることができる。
だから、何を言われても気にならない。
それがセードルフの言い分です。
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セードルフとほっかもの共通点
ここでふと思い浮かぶのが、ほっかもこと大宮の守護神、北野貴之。
セードルフと北野は考えているベクトルは、まったく同じです。
たとえば、彼のブログで紹介されている「ストレッチ部屋」。ブログにアップされている写真を見れば一目瞭然です。ここには、彼が人生の指針とする格言がずらりと書き添えられています。
本当のプロとは言い訳をしない。
人のせいにしない。
状況が悪かろうがそのせいにしない。
今日という日は人生のうちで最も重要な日だ
まるでマンガに出てくる受験生の部屋みたいではあるが、セードルフと同じように彼には確固たる哲学がある。
だからブレない。
人のせいにしない。
そして、いつも全力で努力する。
世界屈指の一流選手だったセードルフと大宮の北野貴之がどこか似ていたなんて、なんだかちょっとうれしい気分です。しかも、彼らはサッカー選手である以前に、素晴らしい人間であることを実感させてくれます。
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▽北野貴之ファンだったら読んでおくべき書籍▽
人生哲学のバイブルともいえる名著。幸せになれる人は、いつだって人のせいにはしません。北野が言うように「他人のせいにしない人」は、自らの手によってその未来を変えることができるのだと思います。そんな北野哲学が凝縮されているのがこの書籍です。
ひょっとしたらあまりピンと来ないかもしれませんが、セードルフも、北野も、思考の中心を自分に置いています。良い意味で自分中心に世の中が回っている。他人から振り回されることがありません。これは、物事がうまくいく要因のひとつです。「7つの習慣」には、どうしたらこのような考え方ができるようになるかが書かれています。「人を動かす」同様、まさに人生のバイブルがこれです。
上記書籍よりも、マンガで読むとわかりやすいかも。