縦パスは未来。バックパスは過去。横パスは現在だ。

少年サッカー

昨日は、小雨がぱらつく中、与野八王子グランドにて少年サッカー。小学生トップチーム最後の秋季公式戦、予選リーグでした。

1試合目は第一回全日本サッカー選手権優勝チームの与野下落合さん。
3-1で快勝。勢いになります。

問題は、2試合目の強豪、七里さん。

ここで勝てば予選1位通過でしたが、1-2で黒星を喫しました。
七里さんのサッカーはレベルが相当高く、予想では大量失点も覚悟していたのですが、まぁ得失点差-1の惜敗。敗戦は悔しいけれど、拍手を送りたくなるほど気持ちのよい敗戦でした。

絶対に負けないという気迫、意気込み、誰かのミスを誰かがカバーするチームワーク。
縦へのスルーパスだってありました。前を向く姿勢がいいじゃないですか。

チャレンジするプレイヤーの姿は、いつだって美しいし、素晴らしいですよ。

ここで思い出したのが、名将アーセンベンゲルの名言。

Arsène Wenger
Arsène Wenger / Ronnie Macdonald

Pass should be future ,not past,not present.

縦パスは、未来。
バックパスは、過去。
横パスは、現在だ。

直訳は、バックパスのことまでは意味しませんが、そういうことです。

前へ、前へ、やられても、また前へ。
そう、ベンゲルが言うように、パスは未来へつながっているんです。

プロも小学生も、同じ。

未来に向かう姿勢こそが、琴線に触れるのですよね。

卒団まで、あと半年。
ベンチメンバーの子供たちも一緒に、未来に進めるといいな。