ワールドカップ出場を決め歓喜の余韻に浸っていたのも束の間。コンフェデでブラジルに0-3と完膚なきまでに叩きのめされ、ため息ばかりの日本でありますが、その裏では熱い熱いW杯アジア最終予選が繰り広げられています。こちらは残すところあと一戦。
注目の試合はなんといっても韓国vsイランでしょう。韓国とイラクの熾烈な戦いは、試合前から始まっているようです。
「イランではひどい扱いを受けたのを覚えている。彼らの態度は酷いものだった。礼儀知らずだ。Ｗ杯出場権が懸かっているということは別にしても、なんとしてもイランには勝ちたいね」
「正直に言えば、私は（ウズベキスタンより）イランの方が嫌いだ。ウズベキスタンとともにＷ杯出場権を獲得できることを望んでいる」(ISM)
と韓国の崔康熙（チェ・ガンヒ）監督が口火を切れば、
「崔康煕（Choi Kang-Hee、チェ・ガンヒ）のコメントは韓国サッカーの恥。あの男はイランの選手とコーチ陣への敬意を欠いている」（AFPBBnews）
とイランのカルロス・ケイロス監督が応戦。主将ジャバド・ネクナムも韓国側を痛烈に批判したという。
これに対し、韓国のソン・フンミン（Hamburger SV）は、
「彼（ネクナム）に血の涙を流させてやる。彼はしゃべりすぎることで有名だ。俺は言いたいことはピッチで表現する。俺たちは3点、4点奪って勝ってみせる」（APF）
とさらに韓国側が挑発しています。
それはまるで格闘技の舌戦のように、最終決戦のボルテージは高まるばかり。韓国は勝ち点1でW杯出場が決定しますが、2位イランも勝てば予選突破。韓国は引き分けでも良いですがホームの韓国は面子をかけて絶対に負けられないでしょうから、試合が拮抗すれば双方ラフプレーが炸裂しそうな予感が…。大宮に在籍（2011-2012）していたキムヨングォンもスタメンでしょうし、ますます見逃せない試合になりそうです。
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