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サッカー日本代表のブラジルキャンプ地「イトゥ」ってどんなところなのか調べてみた

Season 2019

どうもこんにちは。酒とロックです。唐突ですが、ブラジルW杯を目前に雑学を入手しようと張り切っております。大宮のことばかり考えていますとからだに悪いので、W杯が開催されるのをいい事にブラジルのことを知っておくのもまたオツかなーなんて思った次第です。

題して、ブラジルW杯目前なので雑学を仕入れようシリーズ。
で、今回は日本代表がキャンプするイトゥという都市について、「なぜこの土地を選んだのか」、「どんな場所なの?」などなど興味本位ですが調べてみました。

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サッカー日本代表キャンプ地「イトゥ」とは?

イトゥ…なんて言われても、なかなかピンとは来ないもの。そこでイトゥの概要をざっくりとですがまとめてみた。

場所はサンパウロ州

日本代表が宿泊するのはスパ・スポーツ・リゾート・ホテル。ここは国際規格のサッカーグランド2面、サウナ、浴槽、マッサージルーム、ジムなどなんでもござれの最高級ホテルなんだとか。日本代表はこのホテルの新館、しかも4月末日に完成するできたてホヤホヤの施設でゆっくりできる。Google Mapsでみるとこの位置。

いやぁ〜高級ホテルじゃないですか。仕事とはいえ、こんなところに泊まれるなんて羨ましいなぁ。

Bourbon Atibaia Convention & Spa Resor

日本でたとえるならば長野県松本市

イトゥの海抜は583m。これは長野県松本市の海抜に近い。つまり、高地に位置しています。
日本のサッカー場でいうと…松本山雅FCのホームグランド「長野県松本平広域公園総合球技場」(海抜640m)に近いです。夏合宿みたいなもんですね。イトゥはまさに避暑地なのかもしれません。

6月の平均気温は20度前後と過ごしやすい

日本が予選リーグを戦うレシフェ、ナタール、クイアバと比べて気温は最高最低共に10度前後も低い。たとえば夏合宿を高原で行うようなものなのかな?赤道付近のレシフェやナタールに比べたら別世界のような気候だと言えます。

デカイ物体がたくさんある街

余談ですがイトゥには巨大物体が点在しているそうです。信号も公衆電話も何かもがデカイ。
なんでまた、こんなデカイ建造物があちらこちらにあるのかといえば、イトゥ出身のコメディアン、シンプリシオがオラの街にはでっかいものがたくさんあるんだぜーとTVで大嘘つきの役を演じたのが発端になったのだとか。

イトゥ 大きい」でググるとよくわかります。

なぜイトゥを選んだのか

予選リーグが行われるレシフェやナタルには飛行機で片道3時間もかかるそうです。しかも、それらの会場は暑い。なのになぜ、涼しい高所に位置するイトゥを選んだのでしょうか。

ザッケローニ監督曰く

落ち着いた場所。処熱対策より、しっかり練習できる施設を考えた

のだとか。

暑いところで練習して疲労困憊してしまったらサッカーにならないということでしょう。

追記:残念ながら、この選択は裏目に出てしまいました。日本サッカー協会の原専務理事は、W杯で惨敗した原因をコンディション不良と結論。イトゥをキャンプ地に選んだことにも言及し、

各試合の前日に約5時間の移動を強いられたことで、体調に影響があった

と言及しています。

イトゥーはキリン法人の街でもある

余談ですが、イトゥにはキリンの連結子会社があるそうです。キリン…つまり、日本代表のスポンサーのグループ会社があることを考えれば、スポンサーの顔も立てたのかもしれない…なんていう憶測も一部ではあるようです。

個人的には、背景はどうあれ、選手たちがベストコンディションを保つことができ、勝利にもっとも貢献できる環境であれば、スポンサーの顔を立てたとしてもそれはそれで良いのではないかと思ったりもしますがどうなのでしょうか。

ブラジルは中国、アメリカに次ぐビール消費大国です。
イトゥにキリンの子会社があるためなのか、イトゥ工場では「キリン一番搾り(KIRIN ICHIBAN)」を製造しているのだとか。一番搾りは日本だけのものではないんですね。KIRIN ICHIBANなんて商品名も、現地の人たちに受けそうな予感です。

キリン一番

参考記事
http://www.sanspo.com/soccer/news/20131209/jpn13120905050001-n2.html
http://www.soccer-king.jp/news/world/wc/20140125/164378.html
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131216-00010000-footballc-socc